退職→留学の際の公的手続きを理解した

1月末に退職をして、春学期から韓国に語学留学をする。その際の公的手続きのもろもろに関して、ネットで情報収集したが完全理解がむずかったので、仕上げに区役所に行ってもろもろ細かく確認した。忘れないうちにメモしておく。

検索でこのブログにたどり着いたかたも、最終的には自分で問い合わせるのが良いと思う。確実だし、安心するし、結局いちばん近道。

わたしの境遇

わたしの今後の流れは以下。

  1. 1/31付で退職
  2. 2末から留学(海外転出届を出す)

つまり、退職の対応と留学の対応までの期間がめちゃくちゃ短い。退職後1ヶ月弱の「ただの無職の人」期間がある。

退職時は何をすれば良いのか

退職→無職でやる公的手続きは、大きく2つ。

  • 保険の手続き
  • 年金の手続き(これも保険だが)

保険の手続き

わたしの場合は、IT健保→国民健康保険。

今後は無収入になるので出来るだけ費用を抑えたく、親の扶養に入ることも考えた。でも、親が入ってる健康保険に入るためには、提出する書類(退職した証明とか、収入が規定より少ないという証明とか)がいくつかあって、めんどくさ〜となっていた。

区役所で聞きたかったポイントは「1ヶ月弱のために親の扶養に入る手続きするくらいの費用対効果があるか」というところ。

1ヶ月の保険料は、前年度の収入によって決まる。ざっくりと収入を伝えて想定保険料を計算してもらった。払いたくなさすぎて死ぬって金額ではなかったが、全然払いたくはねぇ〜っていう感じだった。

でもここでラッキー情報が舞い込んできた。

わたしは1/31まで会社員で2/1から無職になる、そして2月末(2/20前後)に海外転出届(住民票の除票)を出す。保険料の支払いは月末時点での加入有無で決まるので、なんと、2/1から渡航までの間は、保険で守られるが支払いは無し、というラッキータイミングだったのだ。

よって、保険に関しては、何も支払うことなく安全に1ヶ月弱の「無職生活インジャパン」を送れることになった。

※例えば1/30退職で1/31から加入だった場合は、1月分の保険料支払いが発生する(退職する日にちって大事だったんだなぁ、何も知らんで決めたが結果ラッキーだったよ)。

国民健康保険の手続きのタイミングは、退職した証明書みたいなのが必要なので、退職日以降でしかできない。手続きの際に「何日から加入」という感じで過去の日付で申請できるので、退職日〜国民健康保険加入までの間に病院とかに行っても、後からお金が返ってくるとのこと。

年金の手続き

私の場合は、厚生年金→国民年金。

区役所に聞きたかったポイントは「留学中に年金払ってなかったらやっぱり、支給額が減る以外になんかマズいことが起きる?」というところ。実際はやはり調べた通りで、以下。

  • 海外転出届を出したタイミングで年金支払いの「義務」は無くなる
  • 留学中に年金を支払っていないと、留学先で後遺症が残るような怪我をした場合に、障害年金(現役世代でも受け取ることができる年金)を貰えなくなる。

追加で知ったことは以下。

  • 「年金支払いの義務無いけど支払います」という申請が必要
  • (一応確認した)年金は未払いの時期があっても後からその分を支払ったりできるけど、例えば留学中に保険金未払いで後遺症残る怪我をして、その後から未払いの時期(留学期間)の支払いをしても、障害年金は貰えない。

年金は、支払額に応じて将来もらえる額が変わるので、万が一のことがあるにしても無いにしても、普通に払っておくのが良いと思う。

国民年金の金額は、厚生年金のように収入で決まるのではなく一律で、かつ厚生年金よりだいぶ少額なので、そんなに痛手では無い。(もちろん、その分将来貰える額は減る。)

手続きのタイミングに関しては、わたしが「年金切り替わりの月に海外転出届を出す」という流れだったので、海外転出届を出した後で「義務無いけど年金支払いますよ」の手続きをすれば良い、とのこと。つまり、退職による年金切替の手続きと留学する際の手続きを同じタイミングで一緒にやれば良いっていうこと。こちらもラッキーだった。

まとめ

  • 国民健康保険の支払いは月末日。そのタイミングで加入していればその月の料金が発生する。日割りとかは無い。
  • 留学中(海外転出届出す場合)の年金支払いの義務は無い。支払いたい場合は申請が必要。
  • 年金支払っていないタイミングで後遺症残るような怪我をすると、障害年金をもらえなくなる。
  • 年金は支払額に応じてもらえる額が変わるので、今金失うか将来金貰えないか、のどちらかでしかない。

なんとなく頭の中で「よくわからないしめんどくさい」となってたことが解決したので、とっても清々しい気分です。

以上、あけましておめでとうございました。