引っ越ししたての人の衆議院議員総選挙投票

今の家に引っ越してから1ヶ月半くらい経ったんだけど、今回の選挙では初めて「引っ越ししたての人」として投票に参加したので、流れや注意点をまとめてみた。

引っ越して3ヶ月未満の場合は、投票方法が通常と異なる。

引っ越して3ヶ月未満の場合は、前に住んでいた地区立候補者への投票になる、というのを初めて知った。

引越しをした場合は、転入届をした後3か月以上住み続けることで転入先の区市町村選挙人名簿に登録され投票ができるようになります。(参照:東京都選挙管理委員会事務局

引っ越して3ヶ月未満の人の投票の流れ

流れは、このような感じだった。

  • 現住所にいつもみたいに封筒届く。
    • 「あんた引っ越したばかりだけどどうする?近所で投票したければ手続きしてよね。」
    • 「郵送したりされたりがあるから余裕もってやっとき〜」
    • みたいなことが難しく書かれている。
  • (現住所の近所で投票したい場合は、)封筒の中に入ってる紙に必要事項を記入して、前住んでいた地区の選挙管理委員会に郵送する。(封筒・切手等は自分で準備する必要がある)
  • 数日後レターパックにて以下が送られてくる
    • ①開封厳禁の透明な封筒(投票時に必要な大切なものたちをまとめてある)
    • ②前に住んでいた地区の立候補者が記載された紙
    • ③その他なんかちょっとした説明の紙
  • 期日前投票期間に、①②を持って近所の指定の投票所へ
    • わたしは②は要らないかなと思って持っていかなかったんだけど、当たり前ながら、前に住んでた区の候補者一覧なんて用意されてるわけはなく、スマホで検索することに。「第何区だったっけ!?」とかなって慌てるので、②は持っていったほうが早かった。名前を間違えると大変なので、慎重に。
  • ①を手に持ってると係のかたが声をかけてくれて、透明封筒を開けて中身を確認して、本人確認(生年月日と名前を口頭で伝えるだけだった)の後、投票の仕方を教えてくれる。
  • 教えてもらったとおりに提出して、投票完了!

通常の投票と異る点・注意点

総括すると、通常より「手間と時間がかかる」という感じだ。また、当日には投票できないので、そこにも注意が必要。

  • (現住所の近所で投票する場合)投票前には手続きが必要
  • (現住所の近所で投票する場合)投票時には確認工程や投票方法の工程が多いので、通常の投票より時間がかかる。
  • (現住所の近所で投票する場合)期日前投票期間にしか投票できない。

引っ越して3ヶ月未満の人が近所で投票してみた感想

基本的に説明の紙に書いてあることがわかりづらくて頭に入ってきにくく、「つまりどうすれば良いってこと!?」となりややイラッとしたけど、流れがわかればすごくシンプルなことをやってるだけなので、どうってことない。

例えば北海道から沖縄に引っ越した人にとっては、なんてありがたい制度なんだ!という感じだと思う。(わたしは都内から都内に引っ越しただけだったので、出不精でごめんなさいって思った。)

あと、投票するための封筒がめちゃくちゃちゃんとしてて、糊付けした封筒 in 糊付けした封筒、となっていて、「一票の重み」をいつもよりも一層感じた。投票率、上がるといいなぁ。