明日へ(카트)感想

引き続き絶賛ドギョンスブーム。出演作としてこちらを教えてもらったので鑑賞。演技初挑戦の作品とのことで、めちゃくちゃ幼かったなぁ。

「あれ、ここで終わるの!?」てところでエンドロール始まってびっくりしたんだけど、実話をもとにしてる作品とのことで、まぁ現実ってそこまでドラマチックな展開にはならないよなぁそれがリアル、など考えた。

メインは、スーパーで働く契約社員の人たちの話なんだけど、その中のひとりの主婦の息子として、ギョンス氏が思春期まっしぐら少年って感じの良い空気感を出してた。

契約社員の女性陣の中には「この俳優さん知ってる!あ、この人も知ってる!」という方がたくさん出ていて、すごく贅沢な感じがした。(パラサイトの家政婦さんも出てたけど、あんまりセリフなかったり、など。)

全体的にはけっこう暗くて湿っぽくて笑いとかはほぼ無いんだけど、ギョンス氏にお友達ができてたところは唯一のほっこりポイントだった。

もともと、韓国で働くことは日本よりだいぶ厳しさが多いイメージだったけど、この物語も実話ってことで、色々考えさせられた。

韓国って色々クオリティが高いものが多くて、それは素晴らしいことで本当に尊敬するんだけど、組織でそういうことを継続していくには、こういう痛みを伴うのかもしれないな...など考えた。

こんなに楽しませてもらってるエンタメの裏側には、いろんな人々がものすごいボロボロになりながら働いているのかも...と思うと、もっと真剣に楽しまなきゃ...!と感じる。