2022/07/14 コロナと試験と日本

今日も作文の宿題のためにとりあえずカフェに来て、宿題を終えて、SMSがぐっしゃぐしゃで訳わからんことになったのでアイコンや名前を付けて整理して(韓国はメールによるアプローチではなくほとんどがSMS。国や区やマートや銀行など全ての連絡がSMSで来る。つまり電話番号と個人がめちゃくちゃガチガチに紐づいて色々管理されてる。)、一息ついてるのが今。前回の日記から色々なことが起きた、本当に。

PCR検査で初めて陽性になった

感染した、と表現しないのは、調べたところによると、PCR検査では「感染」ではなく「体内に菌があるか否か」を調べる検査であるらしいから。とにかく陽性になった。わたしは頻繁に扁桃腺炎になるので、はじめは、「またいつもの扁桃腺炎になったか」と思った。諸症状は喉の痛み。エアコンを付ける季節になったのでまた扁桃腺炎が来たかと思った。症状をメモしておこう。喉の痛みを感じた日を1日目とする。

  • 1日目:喉の痛みのせいか朝早く目が覚める。日中、熱はないが体がダルい。風邪薬を飲んだせいかなと考える。
  • 2日目:起床がダルい。授業後カフェで勉強するも、ダルい。カフェからの帰り道、猛烈にダルい。頭がふらふらする感じは無いが熱を測ったら38度弱。やばいと思って自己検査キットで検査するも陰性。「やっぱり扁桃腺炎だったか」となる。夕方から暫く布団で寝て、途中39度を超えるも、22時ごろには37度ほどに落ち着く。
  • 3日目:自己検査は信用ならないとのことで、念のためと思って、授業を欠席して病院(のコロナ検査用施設)で迅速検査。結果、陽性。一応PCR検査もして家に帰る。この日から公式的に隔離生活が始まる。
  • 4日目:PCR検査の結果も陽性との連絡(もちろんSNSで)。
  • 5日目:熱は2日目以降上がることは無かったけど、夜は寝汗が凄くて何度か起きた。
  • 6日目〜:喉の痛みが治まっていくと共に、痰が出て咳がよく出るようになる。たまに急に喉がチクチクして咳が出まくる。
  • 9日目(検査日から7日目):24:00に隔離終了。咳や痰の症状は若干残るものの、だいぶ回復。
  • 10日目(この日記を書いてる前日):久々のシャバ。幸い、発作のように咳が出ることもなく、1日を無事に終える。

こんな感じだった。熱出たのが一瞬だけだったので精神が不安になることもなく隔離期間を過ごすことができた。アプリで出会ったオンニにすごく助けてもらったのと、「大丈夫!まじで大丈夫!」と言い続けても尚物資を買い込み家の前まで届けてくれた友達に、大大大感謝する。弱っている時の物資って、その物資が物理的に必要じゃなくても、それを届けるという行為自体が、気持ちを救うんだなということがよくわかった。症状はまじで扁桃腺炎じゃん、という感じだったけど、抗生物質を飲まずしても治りが早い点は、ちょっと違うかもなと思った。

隔離中、日本で大変なことが起こった。

演説中の発砲事件。日本に居たら、メディアがその事まみれになってだいぶ気が滅入っていたと思う。安全な国、というのは絶妙なバランスを保ちながら偶然そういう状態だ、というだけだよな、と今は思う。選挙周辺ということもあって、選挙や選挙の結果込みで色々な情報が溢れていた。Twitterには色んな人がいて、色んなことを、正しいと言う気持ちで発信している。隔離中で暇ゆえに、色々漁ってしまった。

中間試験を受けられなかった

隔離中に試験があったので...。成績に関しては、期末の成績を100%として処理する、とのことだった。それなりに試験の準備もしていたから複雑な気持ちだったけど、体調絶不調で試験を受けなきゃならなかった場合を想像すると、まぁ不幸中の幸いだったなとは思う。強制隔離のため欠席扱いにもならないようで、それも一安心。身の回りの人に移してしまっていなかったのも、本当に良かった。今後も勉強に励むぞ!というお気持ち。

隔離生活を終えて2日目の今日、早くも生活のリズムは戻ってきた感がある。朝早く起きて、授業でよく学んで、宿題や勉強やご飯屋巡りや遊びをして、寝る。これがわたしの大好きな「ここでの1日」だなと思う。特に、やっぱり、わたしは授業を受けるのが好きだなと思う。知らなかったことを知ること、曖昧だったことがはっきりすること、点と点が線で結ばれるような発見をすること。こういうことが最高に嬉しく、楽しい。授業を受けられる喜びを、噛み締めている。